H27.04.11
今日の日高は雨です
朝4時半に家を出る時から降っていました
それは昨日から十分分かっていました
でも
登りたかった山が、雪解けで登れなくなります!
明日は、別の予定があります
昨年リビラ山のラッセルに8時間
15時に尾根分岐で下山して登らなかった山です
北大山岳部OBでも登れる山です
雨のハンデ+夏山装備で挑みます
アンダーに透け透けのドライベクター+夏の速乾性長袖上下
そして、昨年購入した
ストームクルーザー
夏のレインウエア
昨年5月4日伏美岳で雪に降られ上着は着ました
夏のハードシェルという印象
夏の北アルプス遠征の予行練習
3000mの稜線は、ちょうどこの位の気温です
北海道の夏山は暑い!
雪解けが進んで、昨年3月15日は純白だった
橋が流されていました
5:52林道→7:46尾根取り付き→9:41稜線→10:08貫気別山→10:33分岐→13:11林道
仮設の橋の先の林道は雪がありスタックの危険が
堰堤から川に入るので、駐車はここで十分
ここで川に入るのです
昨年は見過ごして右を歩きリビラ沢からリビラ山へ
帰りにここが登山口と分かりました
ツボ足で沢登り
渡渉を繰り返します
最後の人工物です
ガンケ(アイヌ語で岩場)がテーブルを広げています
貫気別の人に聞くとここはヒグマの巣窟とのこと
登山開始から雨装備
ここから、スノーシューを履きます
夏山ではシューは使いませんが、はまるので
崩壊した右手の林道から手前へ
昨年は暗闇の中で、右を見落とし左を登ってさらに時間をロス
午後8時半頃でした
林道崩壊は昨年と変わりなく、昨年より2mは雪が少ない
スノーシューで沢登り
中央突破ですが、沢靴より滑りません
見覚えのある沢です
薄暗く、新雪に覆われていました
尾根の取り付き点
雪が少なく、雨も強く「撤退」か
左手の沢から雪解けが遅い尾根の北斜面を偵察に
左から心細いスノーブリッジを渡り右手の斜面に取り付きます
北斜面は雪がまだあり、シューで登ります
偵察から登山へ
ガンケ正面やや南
右に滝のアイスフォールが見えて居ます
昨年の「約束」通りやってきました
尾根線はハッキリ、春山残雪期の登りやすさ
昨年とは雲泥の差があります
雨を払い、水分を補給します
中からの汗と、外からの雨で、下着からアウターまでびしょ濡れです
夏の雨ではアウター(レインウエア)を着ずに傘をさします
私の汗を発散させるアウターはこの世にありません
雨は霙となり雪に!
汗で密着しているアウターに当たる雪が、肌に直接当たっている感覚です
それでも暑い!汗が噴き出します
新雪ですがラッセルはありません
順調に登り詰めます
懐かしい!
昨年の稜線に出ました!
ここからリベンジ開始です
積もるのは雪
風が強く水分補給で体温を奪われます
涼しいです
雪庇があり、風も強くアップダウンがあります
徐々に登り詰めます
山頂で
ガンケの方の尾根です
ここを降れば死ねます
この付近に三角点が
風と雪が凄い
最近使っているGPS(iPhone6+)
ここで西に向け三脚を立てられれば、記念撮影が出来るけど
三脚を出すこともままならない風です
日高らしい
尾根分岐にて
まだ11時前、このコンディションなら12時にはリビラ山に4登目
でも、展望が無く、下山します
腹減った!
でも、風雪が強く、ようやくマシな所で
今日初めて座って休憩
パンとコーヒーを掻き込みました
下山でのガンケも登りと同じ地点で
左の樹林帯を登り左のチンネで登れるかな?
ヒグマが冬眠中の厳冬期しかありません
私には無理
と言いながら、挑戦したりして
いや、晴れた日にここを登りたい
有り難う!ガンケ!また逢う日まで!
今日のGPSトラック
下山時も写真を撮ったけど、雨の水滴でボツ
車に戻ると本降り
靴を履き替え車内へ
温泉セットで着替えました
平取温泉までは近い
貫気別山は平取の山
リビラ山は日高町の山
登山口まで自宅から1時間以内の山です
リベンジを果たして、気持ちも軽く帰りました